長寿遺伝子検査
長寿遺伝子検査は、老化を遅らせて、長寿に働きかける長寿遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子(Sirt1)の発現量と活性状況および効果を調べる検査です。
この検査は生まれ持って両親から受け継いだ遺伝子を調べる検査(SNPによる体質遺伝子検査)ではなく、現在の遺伝子の状態を調べることができる解析システムを用いています。
この解析方法により、長寿に働きかける遺伝子、サーチュイン(Sirt1)遺伝子の現在の活性度を測定し、数値化します。
サーチュイン(Sirt1)遺伝子とは
染色体の末端部分には、細胞分裂のたびに少しずつ短くなる“テロメア”という構造があります。
テロメアが完全に消滅すると細胞分裂が止まり、細胞は死滅します。
この死滅した細胞がどんどん増えていくと老化が進んでしまいます。
Sirt1(サーチュイン)遺伝子には、このテロメアを保護し細胞を強くする働きがあります。
長寿遺伝子と老化の関係
長寿遺伝子には、老化の原因とされる活性酸素を除去する力や、テロメアの消耗を防ぐ力があります。しかし、現代人の一般的な生活習慣では長寿遺伝子は眠ったままになっています。
人間はなぜ老化するのか?(原因は100以上あると云われている)
老化の主な原因
- 遺伝的な要因は25%
- 75%は生活習慣などの環境要因
- 地球上に存在している紫外線、宇宙線、放射線
- 体内でエネルギーを作り出す時や、ストレスが生じた時などに発生する活性酸素
サーチュイン(Sirt1)遺伝子の働き
老化のスピードを遅らせる
- テロメアを保護し、細胞を強くする。テロメアを覆っているヒストンタンパク質の分解を防ぎ、 テロメアが露出しにくい構造へと導くので、 無駄な消耗を防ぎ老化のスピードを遅らせる。
- 活性酸素を除去し、がんの発生を抑える
- 動脈硬化・高血圧・メタボリック症候群・脂肪肝・糖尿病を改善し、心筋梗塞のリスクを下げる
長寿遺伝子のメカニズム(別名:NAD依存性脱アセチル化酵素)
カロリー制限
Nicotinamide Adenine Dinucleotide(脱水素酵素の補酵素)
満腹の状態
モノデヒドロ アスコルビン酸レダクターゼ(酸化還元酵素)
長寿遺伝子の活性化と検査の活用事例
あなたの長寿遺伝子は『オン』になっていますか?それとも『オフ』でしょうか?長寿遺伝子を活性させる方法と、生活習慣改善やサプリメントの効果確認としての長寿遺伝子検査の活用事例をご紹介いたします。
長寿遺伝子をオンにするには
- カロリー制限
カロリーを30%制限する食事。
「控えめに」「栄養バランスよく」 - 軽めの運動
ウォーキング、ラジオ体操etc 階段の昇り降り程度でも効果あり - 睡眠
23時就寝~6時起床が理想 - レスベラトロール
赤ワインに多く含まれるポリフェノールの一種
※サプリメントでの摂取を推奨
効果確認検査の実施事例
第2回、第3回、・・・と検査を受けることで、生活改善やサプリメントの効果確認検査として、長寿遺伝子検査を活用できます。
長寿遺伝子検査における生活習慣改善と予防療法
長寿遺伝子を働かせて「病気にかからない生活」の実現を目指します。長寿を支援する免疫遺伝子(サーチュイン:Sirt1)を活性化させ、働かせる「長寿遺伝子検査」と「病気を予防する生活習慣の改善の指導」を通して新たな最先端医療情報サービスをご提供します。
- 発現検査の目的
-
長寿遺伝子の活性度を解析し、日ごろの生活習慣の見直しやQOL向上のきっかけになることと「免疫体質」の強化を目的とします。
- 生活習慣の改善
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ダイエットや一般的な予防療法等で絶えずリバウンドを起こす「気が弱い」方でも、ゲノム効果確認検査と計画指導で着実に免疫力UPを指導します。
- 予防療法
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検査を受けられる方は、楽しみながら確実に継続できる事を前提に好きな改善療法を選択できます。「自続力パワー」を、1年間発揮させることにより、病気にかからない生活の基盤が形成されます。
- 生活習慣改善の成果
- 生活改善&予防療法で「病気やがんを発症させない」自分で生命を守る生活を実感します。 健康意識が高く、自立で「優しい心」「美しい髪」「きれいな肌」の健康人生を実感します。
予防療法
「病気にかからない生活」を実現させるには、生活習慣を改善して予防を持続させることが大切です。楽しみながら確実に持続できる事を前提に予防療法を提案しています。
(A)予防療法の基本はお金のかからない優しい療法の選択です
(B)基本療法を補助するサプリメントを効果的に応用します。
タバコやお酒の代金をサプリに充当してください
(C)専門療法は少し贅沢ですが、自分だけの効果を早く体感できます
1.食事療法(事例)
生命と健康にとって、一番大切なのは『食事』です。
お金をかけずに食事の改善で自然治癒力をアップできます。
無理せず、自分のペースで楽しく『継続』しましょう。
- カロリー制限
カロリーを30%制限する食事
「控えめに」「栄養バランスよく」「まんべんなく」 - 水を1日に2リットル飲む
少しずつ飲むことで代謝作用に良く働きます。 - 週1回の断食
内臓全体を休め機能を回復させ不要な脂肪を排泄します。 - あなたに合った予防療法
あなたが知っている、または実施している療法です。
2.運動療法 (事例)
食事をより効果的にサポートする、それが『運動』です。
体を最高の状態に戻し、維持するための療法です。
気持ちいいぐらいがちょうどいい、やり過ぎに注意しましょう。
- 家事を積極的に行う
掃除や洗濯などは、それらの動きそのものがトレーニングになります。 - ウォーキング
気分転換になり、脳も活性化されストレス解消にも有効です。 - ラジオ体操
人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持できます。 食事をより効果的にサポートする、それが『運動』です。 体を最高の状態に戻し、維持するための療法です。 - あなたに合った予防療法
あなたが知っている、または実施している療法です。
3.精神(ストレス)療法 (事例)
全ての病気の原因(トリガー)は、『ストレス』の連続です。
(まずは、うそをつかないで生きられる生活に改善しましょう。)
たまったストレスをリセットし、心も身体も健康に。
- 睡眠の質を上げる
成長ホルモンの分泌を促し、寝ている間にエイジングケア - よく笑う生活
免疫のバランスを正常にする力があり、がん予防にも効果あり。 - 音楽を聴く
気分転換、ストレス発散、自主性を促す、問題行動の軽減などがあげられます。 - あなたに合った予防療法
あなたが知っている、または実施している療法です。
効果確認検査(2回目検査)
第1回目検査から、2週間~3ヶ月後までに効果確認(2回目)の検査受けていただき、あなたの『免疫力UP度』を確認します。
下記は実際に2週間予防療法を行った際の事例になります。
実際に行った療法と成果
- 運動
バランスボール(15分) - サプリメント
レスベラトロール(赤ワインに多く含まれるポリフェノールの一種)
予防を持続することで、長寿遺伝子は活性化していきます。
長寿遺伝子検査数値の見方
下記の表は、『長寿遺伝子検査』数値の見方となります。
長寿を実現する為には、少なくとも80台以上の数値が理想的です。
生活改善と予防療法別の実施事例
実際に効果確認検査(第2回目検査)を受けた方の検査結果です。それぞれが実施した
生活改善と予防療法は下記の通りです。ほとんどの場合で長寿遺伝子の活性化に効果
がみられます。持続することで、免疫力の向上につながります。
検査料金
77,000円(税込)