水素水点滴
水素の知識
水素の特徴
水素はビタミンCなどの従来の抗酸化物質とは違い、毒性の強いヒドロキシラジカルのみを消します。
また、水素は宇宙一小さい分子ですので、いろいろなところをすり抜けることができます。ガラスやペットボトルもすり抜けることができます。ただし、金属やアルミニウムはすり抜けにくいようです。
水素がもつ抜群の抗酸化力
細胞の中で活性酸素は発生しますが、そこまで到達することが難しいのです。
例えば、脂溶性ビタミンは細胞の中には入れませんし、水溶性ビタミンは細胞の壁を通ることができません。しかし、水素は細胞の中にまで入っていけるのです。
水素の抗酸化力はビタミンCの約176倍、ビタミンEの約430倍、そしてコエンザイムQ10の860倍もあります。
水素治療の医学的な主な作用
- 抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用
- DNA修復作用
- 細胞膜修復作用によるホルモン感受性の改善
- 組織修復作用
- 神経細胞保護作用
- 脂質代謝改善作用
- 耐糖能改善作用
- 動脈硬化の発症抑制作用
- パーキンソン病の症状改善作用など
水素治療の適応疾患、効果が期待される疾患
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- 脳神経疾患(アルツハイマー、パーキンソン病、脳梗塞、脳梗塞後遺症)
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- 循環器疾患(心筋梗塞、動脈硬化、閉塞性動脈硬化、バージャー病)
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- 骨関節疾患(変形性関節症、関節リウマチ、肩こり、腰痛)
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- 代謝性疾患(糖尿病、メタボリックシンドローム、肥満)
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- 肝疾患(アルコール性肝炎、B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝)
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- 炎症性疾患(リウマチ、潰瘍性大腸炎等、自己免疫疾患)
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- その他(がん、肺線維症、COPD(慢性閉塞性)、アレルギー、心肺停止からの蘇生、透析障害、エイジングケア等)
水素水点滴の実際
水素付加した加工点滴バッグ内の溶存水素濃度の時間変化
水素を90分付加した加工点滴バッグを常温常圧で放置した後の溶存水素濃度の時間的変化
最近は血管の内皮細胞が注目されており、この内皮細胞が活性酸素によって攻撃されると、動脈硬化やがんなどの危険性が高まるとされています。
水素を用いた点滴療法で、血管内皮細胞に水素送り込むと、内皮細胞にある活性酸素が水素と反応し、活性酸素が水に変わって尿として排泄されます。
直接血管内皮に働きかけることによって、健康の維持に役立つと考えられています。
水素水点滴療法の臨床応用
がんや動脈硬化をもたらす生活習慣病、肝疾患等の活性酸素の関与が疑われる疾患の方に、水素水点滴療法を始めとする水素治療を積極的に行い、臨床例を集積しております。
当院での治療法について
水素を充填した生理食塩水を250cc程度、静脈内に点滴します。点滴に要する時間は15~30分程度です。充填した水素がなるべく逃げないように、比較的早い速度で点滴します。
リスク・副作用について
欧米の研究では、重篤な副作用は認められておらず、当院での治療例でも水素水による副作用が発現したケースはありません。治療法として、静脈点滴を用いますので、血管痛があったり、針を刺した部位が腫れる可能性があります。当院ではこれまでありませんが、点滴実施時の圧迫の仕方によっては内出血する可能性があります。
水素水点滴の料金
1回あたり12,100円(税込)です。初回料金はありません。
クレジットカードでお支払いいただけます。