皆様こんにちは。
先日、青森で開催された古田先生の
「100年健康に生きる秘訣とは―病気になっても、今からでもできること―」
という講演の第3弾となります。
第1弾はこちら
100年健康に生きるために
第2段はこちら
100年健康に生きるために〜第2弾〜
―病気になっても、今からでもできること― 第3弾・最終回
こんにちは!
今回は、先生の講演内容シリーズ第3弾、いよいよ最終回です(^O^)/
今回のテーマは、「NMN」と「老化細胞除去療法」についてです。
私たちは誰でも年齢を重ねていきます。しかし、老化は単に年齢だけで決まるものではありません。近年、体の中で起こる細胞の変化に注目した研究が進められています。
今回は、これからの予防医療として注目されている新しい研究と、今日から始められる健康習慣についてご紹介します。
■ 老化は年齢ではなく、細胞から始まる
私たちの体では、毎日たくさんの細胞が生まれ変わっています。一方で、加齢などの影響によって、増殖を停止した「老化細胞」が体内に残ることがあります。
老化細胞は、増殖を停止していますが、炎症に関わる物質を放出し、周囲の正常な細胞や組織に影響を与えることが報告されています。
こうした慢性的な炎症と、加齢に伴うさまざまな病気との関連について、現在も研究が進められています。
そこで注目されているのが、老化細胞にアプローチする新しい医療です。
■ NMNとは?
皆さんは「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」をご存じですか?
NMNは、私たちの体内でも作られる物質で、細胞内のエネルギー代謝などに関わる「NAD⁺(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」を作るための前駆体です。
NAD⁺は、エネルギーを生み出す働きや、細胞のさまざまな機能を維持するために重要な役割を担ってます。
加齢に伴い、体内のNAD⁺量が減少することが報告されており、NMNを補うことで、こうした変化に働きかけられないか、また加齢に伴う身体機能の変化や代謝機能などへの影響が研究されています。
※古田先生がNMNについてお話されているYouTubeがこちら
■ 老化細胞除去療法「セノリティクス」とは?
老化細胞だけを選択的に除去することを目指した新しい医療アプローチです。
老化細胞が体内に蓄積することで生じる影響を減らし、組織の機能維持や健康寿命の延伸につなげられないか、さまざまな研究が行われています。
ふるたクリニックでは、初回の施術前にエピクロック検査を行い、ダサチニブとケルセチンを点滴します。月に1回、6回の継続を提案させていただき、6回終了の2か月後にエピクロック検査を再度行います。
- ダサチニブ:白血病治療薬として使われ、老化した細胞を排除、慢性炎症の改善作用が研究されています。
- ケルセチン:玉ねぎやりんごなどに含まれるポリフェノールの一種です。組織の機能回復をサポート。加齢関連疾患の予防に期待。抗酸化・抗炎症作用が研究されています。
- エピクロック検査:生物学的年齢を測定する最先端の検査です。
これらを組み合わせた老化細胞へのアプローチは、将来の予防医療への応用が期待されています。
一方で、老化細胞除去療法は、現在も臨床試験等は研究段階です。
※古田先生が老化細胞除去療法についてお話されているYouTubeがこちら
■ 今日からできる!老化に向き合う10の健康習慣
新しい医療の研究が進む一方で、私たちが今日から取り組めることもあります。
毎日の生活習慣を整えることは、健康な体を維持し、将来の病気のリスクを減らすための大切な一歩です。
1.毎日歩く
無理のない範囲で歩く習慣をつけ、日常生活の活動量を増やしましょう。
2.筋力トレーニングをする
筋肉を維持することは、転倒予防や自立した生活を続けるために大切です。
3.腹八分目を心がける
食べ過ぎに気をつけ、必要な栄養をバランスよく取りましょう。
4.よく噛んで食べる
噛む力を維持することは、食事を楽しみ、健康を支えるうえで重要です。
5.発酵食品を取り入れる
納豆やヨーグルトなど、好みに合った発酵食品を日々の食事に取り入れましょう。
6.野菜をしっかり食べる
野菜や果物などを取り入れ、さまざまな栄養素をバランスよく摂取しましょう。
7.定期的に歯科に通う
歯や口の健康を守ることは、食べる楽しみや全身の健康につながります。
8.よく眠る
睡眠時間を確保し、規則正しい生活を心がけましょう。
9.人とのつながりを大切にする
家族や友人との交流は、心の健康や生活の張り合いにつながります。
10.前向きに生きる
小さな楽しみや目標を持ち、自分らしく毎日を過ごしましょう。
すべてを一度に始める必要はありません。まずは自分にできそうなことを一つ選び、無理なく続けていくことが大切です。
■ 未来の医療と、今できること
これまでの医療は、病気になってから治療することが中心でした。
しかし現在は、病気そのものだけでなく、その背景にある老化の仕組みに目を向け、健康寿命を延ばすことを目指した研究が進んでいます。
NMNや老化細胞除去療法も、そうした新しい可能性の一つです。
ただし、どれほど新しい医療が発展しても、日々の生活習慣を大切にすることは変わりません。
適度な運動、バランスのよい食事、十分な睡眠、歯と口の健康、人とのつながり。
こうした毎日の積み重ねが、これからの健康を支えてくれます。
これまで3回にわたり、「100年健康に生きる秘訣」をご紹介してきました。
100年時代を、自分らしく、元気に生きるために。
年齢を重ねても、病気になっても、今からできることはあります。
未来の医療に期待しながら、まずは今日の生活を少し見直してみませんか?
先生がお話された事とは多少違いがあるかもしれませんが、皆様がいつまでも自分らしく、健やかな毎日を過ごせるよう、私たちも健康を支える情報を発信していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

