リスクを軽減しておくことがまず大切です。どんなに健康に気をつけていても、遺伝的なものや器質的なものが原因で、寿命が短くなってしまうことがあります。ですから、気になる部分は適切な検査を行い、そのリスクがあるのかどうか判断しておくことをお勧めします。
残念なことに、心臓・血管の機能が大きく損なわれると、人間は寿命を迎えてしまいます。ですから、それらを健康な状態にしておくことが重要です。
例えば、がんといってもがんですぐ寿命を迎えてしまうことはありません。自分なりに、治療方針を決定したり、人生に対しての向き合いかたを決めることができます。
しかしながら、心臓や血管が原因で脳などにダメージを受けて、心筋梗塞やくも膜下出血になると、昨日まで健康そうだった方が、突然………ということが起こります。
ですので、当院としてまずお勧めするのが「脳のMRI検査」と「冠動脈CT検査」です。これらを継続的に行っておくことで、突然死のリスクが軽減します。当院では、検査機関と提携していますので、迅速に画像検査を行うことが可能です。
また、体が健康であっても認知症を発生したり、脳にダメージが加わると、QOLが著しく低下します。ですから元気なうちからそのようなことに将来ならないための対策が必要です。