2025.09.29

不調の原因、きちんと視ネラル!〜オリゴスキャンで、ミネラルバランスと有害重金属を測る〜

みなさま、こんにちは。

気圧配置が冬型になり、やっと暑さから逃れられる!と嬉しくなっている看護師Sです。

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

最近、施術に来られる患者さまから、「夏の暑さで蓄積された疲れが、涼しくなってドッと押し寄せてきた」というお声をよく耳にします。

長く続く疲れ__慢性疲労には、いくつか要因があります。

今回は、その中でも”身体のミネラルバランスの乱れ”をピックアップしてみます。

そもそもミネラルってなんだ?

人間の身体は、酸素、窒素といった元素が複雑にくっついたり離れたりしながら構成されています。ミネラルも、身体を構成する元素の仲間です。

“ミネラル”とよばれる元素( ナトリウム、カルシウムなど )は、身体の中に存在するのは1割未満ととても少ないですが、骨や筋肉、エネルギーを身体の中で合成するために欠かせない材料になっています。

いわば、ミネラルとは、身体という木造建築を作るために必要な釘ややすりのような働きをしているのです。

ミネラルは身体を作るために大切な働きをしています。

しかし、これらは少量でも大きな働きをしてくれるので、身体の中で多すぎたり少なすぎたりするとさまざまな不調がでてきます。

たとえば、、、

身体を動かすエネルギーを作るために必要な酸素の運搬は、鉄(Fe)という元素が担っています。これらが足りないと、運動をしてもすぐに息切れを起こしたり、身体が怠くなる、、、といった状態が起こります。

しかし、だからといって鉄を摂りすぎてしまうと、関節や内臓に沈着して痛みを生じたり正常なはたらきを妨げてしまいます。

また、ミネラルは元素の仲間なので、膨大な種類があります。

しかし、身体の中に必要となるものもあれば、体内にあると悪さをするものもあります。

悪さをする元素が、”有害重金属”と呼ばれているものです。

身体に必要なミネラルも有害重金属も、同じ元素の仲間です。

なので、

身体の中にあるミネラルのバランスが身体に良好なよう保たれているか、そして有害重金属がどれくらい身体に蓄積されているかを測る方法、、、

そのひとつに、”オリゴスキャン”があります。

オリゴスキャンとは、先述の通り、身体の中のミネラルのバランスと有害重金属の蓄積量を計測することができる検査機器です。

測定は、黒いアタッチメントを、利き手とは逆の手の4箇所に当てるだけ  という簡便なもの。

測定されたデータは、データベースを元に分析されます。

分析されたデータはグラフ式に表示され、一目で自分の体内ミネラルのバランスが分かります。

ちなみに、分析元のデータベースは約4万人分ものサンプルが使用されているので、分析の仕方が甘いのでは?その根拠は?( ←看護師あるあるの詰め思考 )という心配をしなくていいのが安心なところです。

これは実際に筆者が計測したオリゴスキャンの結果です。

普通の食生活で生活していると思っていましたが、想像よりも重金属が多く蓄積されていて驚きました、、、。

こちらの検査は、その日のうちに古田先生から詳細な説明を受けられます。

また、

お渡しする冊子にも各元素の細かい解説や、バランスを保つためにどうすれば良いのかが記載してあります。

古田先生がYouTubeにも詳細な動画を上げてくださっているので、よろしければご覧ください。

https://youtu.be/NCGfWE20f0U?feature=shared

さて、今回は、体内ミネラルと有害重金属についてお伝えしました。

ミネラルの働きと、有害重金属について、少しでも理解の一助になっていれば幸いです。

 

そして、いちばん大切なのはこの後です。

 

足りないミネラルは補い、過分な有害重金属は体外から排出する必要があります。

人間のからだは優秀です。特に、有害重金属であれば、ある程度の量は新陳代謝で汗や排泄物の中に自動的に排出することができます。

 

しかし、蓄積された過分な有害重金属では、自然の新陳代謝には追いつきません。

そこで、当院では、それらを体外から排出するお手伝いをしてくれる点滴をご用意しています。

 

そのひとつに、キレーション点滴 というものがあります。

詳しくは、次回のスタッフブログでお伝えしていきます。

オリゴスキャンについてもお話がある、キレーションの動画です。

https://youtu.be/XOLCHhkVfDQ?feature=shared

「何となく身体のだるさが抜けない……」そんなとき、まずは自分の身体を知ってあげることから始めてみませんか?

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

また次回も、よろしくお願い申し上げます。